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女優特集 未歩なな エスワン 2026 引退

未歩なな特集|ギター少女がS1の太陽になって、3年で伝説になった話

編集部

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未歩なな

未歩なな

デビュー年
2022年
出演作品数
173本以上
得意ジャンル: 単体作品美少女ドラマVR独占配信

ギターを置いて、S1の門を叩いた19歳がいた

未歩ななの話をする前に、ひとつだけ聞いてほしい。

「百瀬こなん」という名前に聞き覚えはあるだろうか。ガールズバンド「WAI WAI PLANET」でギター&ボーカルを担当していた女の子。ライブハウスのステージでギターを弾いて、歌って、小さなハコで汗をかいていた。

その子が2022年6月、S1からAVデビューした。19歳だった。

デビュー作のレビュー評価は4.42、レビュー数134件。S1の新人NO.1STYLEシリーズのデビュー作としてはかなりの高水準で、業界がざわついた。ギターを弾ける女の子がなんでAVに? そんな声もあった。本人はこう語っている。

「キラキラしていて、かっこいい人が多いから、私もやってみたいと思いました。エロもかわいさもひとつ飛び抜けられるように頑張ります!」

飛び抜けたかどうか。結論から言うと、飛び抜けた。3年半で単体作品約39本、VR作品7本を含む総出演173本。2025年12月に引退。S1一筋で駆け抜けた。他のメーカーには1本も出ていない。生粋のS1女優だった。

未歩なな ── 数字で見る「なぁたん」

身長156cm。スリーサイズはB86・W56・H85のDカップ。2002年8月12日生まれ、神奈川県出身。愛称は「なぁたん」。

数字だけ見ると、正直そこまで突出したスペックではない。S1にはもっと身長が高い子もいれば、もっとバストが大きい子もいる。でも未歩ななの武器はそこじゃない。

この子の最大の武器は「笑顔」と「ギャップ」だった。

作品タイトルを見てほしい。「めちゃ元気でめちゃ可愛い」「愛され太陽系美少女」「ガチ性格良き少女」「ニコニコ笑顔の」。S1の制作陣がタイトルに使う形容詞が、全部人柄に関するものなんですよ。普通、S1レベルのメーカーはルックスや身体の特徴をタイトルに持ってくる。それが未歩ななの場合、性格の良さが売り文句になっている。

これは異例のことだと思う。

公式SNSはX(@miho_nanachan)とInstagram(@miho_nanachan、フォロワー17万超)。ファンクラブ「なぁたんちのわ」も運営していて、イベントも積極的に開催していた。芋煮オフ会を仙台でやったり、ハロウィンチェキ会をやったり。ファンとの距離の近さも、この子の特徴だった。

写真集は複数出ている。デビュー直後の2022年9月に徳間書店から「ななのいち。」を発売。その後もFANZAの「etoile」(2023年9月)、「Clarity」(2024年7月)、「Best naked」シリーズ(2024年11月〜2025年12月で4本)とコンスタントにリリースしている。週刊ポストのデジタル写真集も出ていて、AV作品とはまた違う「見られること」への意識の高さが窺える。

バンドステージからAVスタジオへ ── ギタリストの転身

ここからが、未歩ななを語る上で外せない話。

AV以前の彼女は「百瀬こなん」としてガールズバンド「WAI WAI PLANET」に在籍していた。ギター&ボーカル担当。ライブハウスでの活動が中心で、YouTubeにはギターの弾き語り動画もアップしていた。「風になる」のカバーが話題になったこともある。

つまり、もともと「人前に立って表現する」ことに対する抵抗がない子だったわけです。これがAV以前のキャリアとして、作品に大きく影響しているのは間違いない。

デビュー翌日の2022年6月29日、池袋Live inn ROSAでライブを開催している。AVデビューの翌日にライブ。この時点で、この子が普通のAV女優のキャリアを歩むつもりがなかったことは明白だった。

2022年7月には「週刊FLASH」に初登場していきなり袋とじ。撮影は西條彰仁。19歳の透明感あふれるヌードが話題になった。同年9月には徳間書店から写真集も発売。デビューから3ヶ月でここまでのメディア展開をしたS1女優は、近年でもかなり珍しい。

そして2023年9月、ソロ楽曲「小悪魔ダーリン」をリリース。Apple Music、Spotify、LINE MUSICなど主要ストリーミングサービスで配信された。AV女優がソロで楽曲を出すこと自体は前例があるけれど、音楽の延長線上にAVがあって、AVの延長線上にまた音楽がある。この循環が未歩ななのキャリアの核心だと思う。

「Mi LUNA」── AV女優がアイドルになる日

音楽活動の話をもう少し掘り下げたい。

テレビ東京の「月ともぐら」という番組から生まれたアイドルユニット「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」。未歩ななは初期メンバーとして参加している。同じS1の八木奈々、古川ほのかとの3人体制でスタートし、後に石原希望と葵いぶきが加入した。

1stシングル「LUNA LOOP」(2024年1月)のカップリング曲「恋のモトGP」は、お笑い芸人トム・ブラウンのみちおが作詞作曲。2ndシングル「君の瞳に」では新体制でのパフォーマンスを披露した。

インタビューで未歩ななはこう話している。

「みんなで足りないところを補い合いながら、仲の良さを強みにしていけたらいいなって思ってます」

「みんなに引っ張られて『私ももうちょっと上手くならないとな』って」

AV女優として単体作品を撮りながら、アイドルユニットでダンスの練習をして、ライブでファンの前に立つ。そしてバラエティ番組にも出演する。この多動力は、バンド時代に培われた「ステージに立つ人間」としての基礎体力があったからこそ成立していたんだろう。

本職のセクシー女優としての活動を知っているファンにとって、アイドルとしてステージに立つ彼女を見ること自体が新鮮な体験になる。そんな多層的な楽しみ方ができる女優は、業界を見渡してもそう多くない。

引退 ── 「人生で1番楽しかった」3年半

2025年7月29日、未歩ななは自身のSNSで引退を発表した。

「私、未歩ななは 2025年12月末をもってAV女優を引退します。デビューから約3年。みんなと過ごした時間が本当に宝物で、未歩ななでいる瞬間が人生で1番楽しかった」

「引退までにみんなに恩返しができるように、もっともっと濃い時間を一緒に作っていきたいです。未歩ななとして最後の瞬間まで、全力で走り抜けます」

23歳での引退。早い。でも振り返ると、デビューからの密度がとにかく濃かった。月1本ペースで単体作品を出しながら、音楽活動にバラエティ出演に写真集にファンイベント。3年半で普通の女優の5年分くらいの仕事量を詰め込んでいる。

引退作は「ガチファン感謝祭」(snos00033)。ファンと直接対決して、勝ったらSEXできるという企画。最後の最後までファンとの距離感を大切にした、未歩なならしい締めくくりだった。レビュー評価4.08。

2026年4月には「完全引退 ラストAV 全39作コンプリート16時間」(ofje00624)がリリース予定。全単体作品を収録した集大成ボックスで、これが市場に出回る最後の「新作」になる。

天性の「素」が映える ── 演技力というより、存在力

さて、ここからは作品の話をしよう。

未歩ななの作品を30本以上見て感じたのは、この子は「演技が上手い」のとはちょっと違うということ。もっと正確に言うと、「素の状態がそのままAVとして成立する」タイプなんですよ。

笑顔が自然。リアクションが素。嬉しいときに本当に嬉しそうな顔をする。困ったときに本当に困った顔をする。カメラの前で作り込んだキャラクターを演じるのではなく、未歩ななという人間がそのまま画面に映っている。

これはVR作品で特に顕著に出る。VR初解禁作「VR NO.1 STYLE 未歩なな解禁」(sivr00248)のレビュー数は驚異の221件。平均4.19。S1のVR作品の中でもトップクラスの反響だった。VRという至近距離のメディアでこの子の「素」がそのまま届く。だからファンが付く。だからリピーターが生まれる。

2024年4月の「路上ライブVR」(sivr00332)は、音楽活動と掛け合わせたVR作品。路上ライブに通い続けたファンとの恋が始まる設定で、レビュー4.52(48件)。彼女の実際のバックグラウンドをVR作品に落とし込んだ、ある意味で未歩ななにしか撮れない作品。こういう企画を成立させられるのが、多層的なキャリアを持つ女優の強みだ。

そして引退直前の「遅すぎたアオハル」(sivr00446)。卒業直前の学園アイドルに告白される設定で、レビュー4.63(27件)。引退が決まった状態で撮った青春ものというコンテキストが、作品に独特の切なさを加えている。

3年半を4つの章で振り返る ── キャリアの密度が異常

未歩ななの単体作品を時系列で並べると、きれいに4つのフェーズに分かれる。短いキャリアの中で、驚くほど明確に成長の段階が見える。

第1章:衝撃のデビュー期(2022年6月〜12月)

デビュー作「新人NO.1STYLE」(ssis00447)から、温泉デート作品(ssis00565)、はじめての大痙攣スペシャル(ssis00537)、そしてメンズエステ作品(ssis00591)まで。半年で6本の単体作品をリリースした怒涛の立ち上がり。

この時期の特徴は「素の魅力だけで勝負している」こと。演技の技術とか、カメラ慣れとか、そういう後天的なスキルはまだ発展途上。でも初々しさと笑顔の破壊力だけで、レビュー4点台を連発する。メンズエステ作品の4.57(49件)は、この時期の到達点。「笑顔で癒す」路線の原型がここで完成している。

第2章:VR解禁とジャンル拡張(2023年1月〜12月)

2023年6月のVR初解禁(sivr00248)でレビュー221件という桁違いの反響を得た年。同時に単体作品では毎月リリースを継続し、「AV史上初の褒められながら逆レ●プ」(ssis00767)のような挑戦的な企画にも挑んでいる。

この時期で注目すべきは、VRメンズエステ作品(sivr00299)。レビュー4.49で67件。2D作品で確立した「癒し系」の路線をVRに持ち込んだら、ファンが爆発的に増えた。メディアとの相性がぴったりハマった瞬間だったと思う。

NTRもの(ssis00726)、痴女もの(ssis00767)、義父もの(ssis00879)とジャンルの幅を広げつつ、9月にはオリジナル楽曲「小悪魔ダーリン」をリリース。1周年ベスト(ofje00424)も出ている。密度がとにかく濃い1年だった。

第3章:安定と深化(2024年1月〜12月)

品番が「sone」に切り替わり、S1の主力女優としての地位を完全に確立した時期。VRランジェリーメイド作品(sivr00316)がレビュー62件で4.61を記録し、VR作品の評価がさらに安定する。

「僕の生徒は放課後、ノーパンノーブラで…」(sone00076)はレビュー123件。「個室VIP専用ご奉仕ナース」(sone00158)は178件。単体作品のレビュー数が100件を超えるようになる。これは固定ファン層の厚さを示している。新規ファンではなく、リピーターが付いている証拠。

2ndベスト「愛され太陽系美少女 デビューからの2年間 ほぼ全作21タイトル59SEX12時間」(ofje00452)がリリースされ、2年間の集大成を形にした。「太陽系美少女」というキャッチコピーが、この頃には完全に定着している。

第4章:引退への助走(2025年1月〜12月)

引退発表前から、作品の質と挑戦度が一段上がっている。「彼とわたしと店長の深夜勤務 実写版」(mimk00201)でS1×MOODYZ合同制作の初原作コラボに挑戦。累計22万部のコミック実写化というプレッシャーの中で、NTRドラマの感情表現をきっちり演じ切った。

「ガチムチ男まみれのイカセ部屋」(sone00764)ではレビュー4.80を記録。引退VR作品「ずっとアナタの一番でいたい」(sivr00452)はレビュー4.74で、タイトルがそのまま彼女からファンへのメッセージになっている。

引退作「ガチファン感謝祭」(snos00033)で3年半に幕を下ろした。最後の最後まで全力。ここまで「やり切った」感のある引退も珍しい。

ギャップが映える5作品 ── 太陽系美少女の振れ幅

未歩ななの魅力を堪能するなら、この5本を押さえてほしい。「元気で可愛い」だけじゃないことがわかる作品を、キャリアの流れに沿って選んだ。

デビュー作にして、原点にして、最高到達点のひとつ

「新人NO.1STYLE 未歩ななAVデビュー」(2022年6月)。レビュー4.42、134件。

デビュー作でこの数字が出ることの意味を考えてほしい。S1の新人デビューは業界でも最も注目度が高いシリーズのひとつだけど、4点台後半に届くことは稀。134件のレビューが集まること自体が、初見のインパクトの大きさを証明している。

バンド出身の19歳が、カメラの前で見せたのは演技でも媚びでもなく、ただただ真っ直ぐな初々しさだった。この時点で「この子は伸びる」と思った人は多かったはず。筆者もその一人。

「癒し」の極致 ── メンズエステもの

「ご奉仕大好き激可愛セラピストが最高スマイルで癒しヌキしてくれる神対応メンズエステ」(2022年11月)。レビュー4.57、49件。

デビューから5ヶ月で到達した、初期の最高傑作。メンズエステのシチュエーションで「笑顔で癒す」という未歩ななの最大の武器が完全にハマっている。作品タイトルに「神対応」と付くのは伊達じゃない。

この作品がすごいのは、エステという設定が彼女の天然の「人懐っこさ」をそのまま活かしているところ。演技というより、本当にセラピストの子が目の前にいるような空気感。施術のシーンから徐々に熱量が上がっていく構成も見事で、癒し系が好きな人にはドンピシャの1本。

覚醒の瞬間 ── はじめての大痙攣

「激イキ117回!痙攣4400回!イキ潮1800cc! 満点笑顔の神カワ少女 エロス覚醒 はじめての大・痙・攣スペシャル」(2022年9月)。レビュー4.24、59件。

デビューから3ヶ月。ここで未歩ななの「もうひとつの顔」が見える。普段の屈託のない笑顔からは想像できないような感度と反応。タイトルの数字は演出込みだとしても、ここまで素の反応に見えるリアクションは珍しい。

元気で明るい太陽系美少女が、快楽に翻弄されて別人のように崩れていく。このギャップこそが未歩ななの真骨頂であり、3年半のキャリアを通じて繰り返しファンを惹きつけたポイントだと思う。デビュー作とこの作品を続けて見ると、同じ人物とは思えないほどの振れ幅に驚くはず。

ドラマ対応力 ── 初原作コラボ

「彼とわたしと店長の深夜勤務 シリーズ累計販売数22万部 実写版」(2025年3月)。レビュー3.91、11件。S1×MOODYZの合同制作。

累計22万部の同名コミックを実写化した作品で、未歩ななにとって初の原作コラボ。NTR(寝取られ)ドラマの中で、ただ可愛いだけじゃない「演じる」力を見せている。

バンド時代にステージでパフォーマンスしていた経験が、こういうドラマ仕立ての作品で活きてくる。感情の起伏を表現する引き出しが、単純なAV演技の範疇に収まっていない。後半のキャリアで到達したひとつの頂点。

最後に見せた全力 ── 引退ラスト

「ガチムチ男まみれのおま●こイカセ部屋に10時間とじ込められたプチカワ少女」(2025年6月)。レビュー4.80、10件。

引退発表の約1ヶ月前にリリースされたこの作品。レビュー平均4.80は、単体作品の中では最高クラスの評価。ハードな設定の中で、未歩ななの身体能力とメンタルの強さが全開になっている。

デビュー時の初々しさとは対極にあるような作品だけど、根底にある「全力で取り組む」姿勢は変わっていない。3年半で積み上げた経験値が全部詰まった1本。引退前の彼女がどこまで到達していたのかを知りたいなら、これを見てほしい。

VR最高傑作 ── 至近距離の素顔

「可愛い、優しい、エロい。至近距離でじ~っくり見つめながら嬉しそうにご奉仕 即尺ランジェリーメイドVR」(2024年1月)。レビュー4.61、62件。

未歩ななのVR作品は全7本あるけれど、1本だけ選ぶならこれ。レビュー数と評価のバランスが最も高い。ランジェリーメイドというシチュエーションが、彼女の「ご奉仕精神」と完全に噛み合っている。

VR越しに見つめてくる笑顔が、本当に目の前にいるとしか思えない。8KVRの解像度で至近距離から見ても崩れない顔面のクオリティ。そしてご奉仕シーンでの嬉しそうな表情がとにかく自然。これは2D作品では絶対に味わえない体験で、VRを持っているなら優先的に見てほしい。持っていないなら、この作品のために環境を整える価値がある。

こんな人に未歩ななを推したい

  • 癒し系が好きで、でもたまにギャップも欲しい人:普段の笑顔と、作品内での激しいリアクションの落差が凄まじい。両方楽しめる稀有な女優
  • VR作品の入門を探している人:VR初解禁作のレビュー221件が全てを物語っている。至近距離で「素」の笑顔を堪能できる最高のVR体験
  • ドラマ仕立ての作品が好きな人:学園モノ、NTR、メンズエステなど、シチュエーションの演じ分けが的確。原作コラボまでこなす対応力
  • 引退女優の「全盛期」を追いかけたい人:2025年12月で全作品がラインナップ完結。今なら時系列で追える。成長の軌跡を一気見する贅沢

逆に、ハード系やマニアックなフェチ特化を求める人にはそこまで刺さらないかもしれない。未歩ななの強みはあくまで「人柄」と「素のリアクション」に根ざしている。テクニックや過激さで勝負するタイプではなく、存在そのもので空気を作るタイプ。好みが合う人にとっては替えの利かない存在だけど、万人向けかと言われると正直そうでもない。だからこそ、刺さる人には深く刺さる。

S1一筋の意味 ── 移籍しなかった女優の矜持

最後にひとつだけ。

未歩ななは3年半のキャリアで、一度もS1以外のメーカーから単体作品を出していない。企画ものの「カチコチTV」や「東京スキャンダルクラブ」などバラエティ系の出演はあるけれど、単体名義の作品は全てS1。品番でいうと「ssis」から「sone」そして「snos」へと変遷しているけど、レーベルは一貫して「S1 NO.1 STYLE」。

これは近年のAV業界では珍しいこと。人気が出ると他メーカーからのオファーも当然来る。移籍すれば移籍金も入るし、環境を変えることで新しいファン層を開拓できる。それでも動かなかった。

S1の制作体制の中で、自分の強みが一番活きるということを本人もわかっていたのかもしれない。VR作品の高評価も、S1 VRというブランドの撮影技術あってのもの。「路上ライブVR」のような音楽バックグラウンドを活かした企画も、彼女のキャリアを理解しているS1だからこそ実現できた。

ひとつの場所で全力を出し切って、やれることを全部やって、「人生で1番楽しかった」と言って去っていった。そういう女優がいたことを、この記事で残しておきたい。

ギターを弾いて、歌って、演じて、笑って。全部やった3年半だった

未歩ななの3年半は「全部やり切った」の一言に尽きる。

ガールズバンドでギターを弾いていた子が、S1の門を叩いて、デビュー作でいきなり高評価を叩き出して、月1本のペースで単体作品を量産して、VRで業界トップクラスの支持を得て、ソロ楽曲を出して、アイドルユニットでステージに立って、バラエティ番組に出演して、写真集を出して、ファンイベントを開催して、引退ファン感謝祭まで自分でプロデュースした。

23歳で。3年半で。

2026年4月リリースの完全引退コンプリートBOX(全39作・16時間)が、未歩ななの最後の新作になる。彼女の3年半を一気に追体験できる、文字通りの「全記録」。今からでも遅くない。むしろ全部出揃った今だからこそ、最初から最後まで通しで見る価値がある。19歳のギタリストが22歳のS1エースになるまでの軌跡を、16時間かけて追いかけてみてほしい。