枢木あおい特集|VR女王が歌い、演じ、卒業するまでの7年間
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枢木あおい
- デビュー年
- 2017年
- 出演作品数
- 1379本以上
AV女優、シンガー、声優、パチスロ演者。枢木あおいを一言で紹介するのは、たぶん無理だ
FANZA月間ランキング1位。VR作品で「女王」の異名。CDを2枚リリースし、ライブハウスでワンマンライブをやる。ブラウザゲームで声優初挑戦にして主演を張る。パチンコ店の来店イベントにも出る。自宅にスロット台がある。
肩書きを並べるだけで息切れする。
2017年5月にキャンディからデビューして、2024年4月にS-Cuteから「卒業」するまでの約7年間。出演作品数は1,379本。この数字だけでも異常なのに、AV以外の顔がありすぎて、どこから話せばいいのか正直迷う。
だから、まずは順番に追っていこうと思う。京都の地下アイドルだった女の子が、どうやって「VR女王」になり、最後に何を選んだのか。
プロフィール
枢木あおい(くるるぎ あおい)は、2017年にキャンディからデビューしたAV女優。2024年4月に「卒業」し、現在は歌手・タレントとして活動中。
- 生年月日:1998年3月20日
- 出身地:京都府
- 身長:154 cm
- スリーサイズ:B82(Dカップ) / W59 / H88
- 血液型:A型
- 趣味:パチスロ、カラオケ、水泳
- 所属事務所:LIGHT
- デビュー:2017年5月(キャンディ)
- 出演本数:1,379本(2026年4月時点)
- X:@Aoi_krrg(フォロワー約28.9万人)
- Instagram:@aoi_krrg(フォロワー約3.7万人)
- TikTok:@aoi_krrg(フォロワー約2.2万人)
- ファンクラブ:枢木組(CAMPFIRE)
芸名の「枢木」は事務所の社長と一緒に決めたもので、「読みにくいけど、一度読めたら忘れない」が選定理由だそうだ。くるるぎ。確かに忘れない。
京都の地下アイドルがFANZAの頂点に立つまで
はんなり美少女のデビュー ── 2017年
枢木あおいのキャリアは、関西の地下アイドルシーンから始まっている。ソロで活動していたらしいが、詳細は本人もあまり語っていない。ただ、後のキャリアを知ってから振り返ると、この「人前でパフォーマンスする」という原体験が、彼女のすべての活動に通底しているのがわかる。
2017年5月、キャンディから「高級料亭で働く京都出身はんなり美少女がAVデビュー」というタイトルでデビュー。京都出身で料亭勤務経験ありという経歴を、そのままタイトルに載せた直球のコンセプトだった。当時19歳。京都弁のやわらかいイントネーションと、「高級料亭で働いていた」という育ちの良さが、デビュー作全体に独特の品を与えている。
デビュー作のレビュー評価は4.20、15件。初撮りでこの数字は高い。続く無垢からの「電マの刺激で失禁しちゃう 本物美少女 枢木あおい」でも3.92を記録し、キャンディの2作目「人がいっぱいいる場所でこっそり限界羞恥セックス」は22件のレビューで4.14。デビュー直後から安定した評価を得ていたことがわかる。
京都弁のイントネーションが残る喋り方と、154cmの小柄な体格から漂う「守りたくなる」空気感。これがデビュー当時の枢木あおいだった。清楚で、おとなしそうで、でもカメラの前でどこか肝が据わっている。地下アイドル経験で培った「見られること」への耐性が、初撮り特有の硬さを感じさせない要因だったのかもしれない。
キャンディと無垢で計4本の専属的な作品をリリースした後、2017年9月に転機が訪れる。一度は引退を考えたものの、思い直して企画単体女優として再出発する道を選んだ。デビューからわずか4ヶ月での引退危機。何があったのかは本人のみぞ知るところだけれど、ここで辞めていたら、この先に起きるすべてはなかった。
この判断が、結果的に彼女のキャリアを決定づけることになる。
VR女王の誕生 ── 2018年〜2022年
企画単体に転向した枢木あおいは、ひとつのメーカーに縛られず、あらゆる方向に手を伸ばし始めた。キャンディ、無垢、ムーディーズ、KMP、S-Cute、SODクリエイト、マキシング、セレブの友、ワンズファクトリー、アタッカーズ、ビビアン。名前を挙げればキリがない。専属契約を持たない企画単体女優がここまで多くのメーカーから声がかかること自体、業界では珍しい。
なかでも決定的だったのがVR作品への参入だ。2017年11月にKMPからVR作品に初出演して以降、VR分野での評価がうなぎ登りに上がっていく。
なぜ枢木あおいがVRで突出したのか。筆者なりの分析を言わせてもらうと、3つの要素がVRというフォーマットと完璧に噛み合ったんだと思う。
ひとつは「距離感の詰め方」。154cmの小柄な体が、VRヘッドセット越しに目の前に来たときのインパクトは、平面の画面では絶対に再現できない。見上げるような角度で目を合わせてくる瞬間がある。あの「近さ」は枢木あおいのフィジカルだからこそ成立する。
ふたつめは「声」。京都弁混じりのやわらかいトーンが、VRの空間音響で耳元に届くと、画面で聴くのとは完全に別物になる。囁きかけるような喋り方が、VRの没入感を倍増させる。
みっつめは「コスプレ適性」の高さ。小柄で童顔という身体的特徴が、キャラクターの衣装と化学反応を起こす。CosDeluxeの「コスプレ×クルルギアオイ」シリーズは、まさにその化学反応を作品として結晶させたものだった。
この作品は48件のレビューで平均4.73。のじゃロリ狐娘というぶっ飛んだ設定なのに、レビュー欄には設定のことよりも「枢木あおいの存在感」に言及するコメントが並ぶ。キャラクターの設定ではなく、VR空間における彼女の「在り方」そのものが評価されている。これが「VR女王」と呼ばれる所以だ。
CosDeluxeシリーズに至っては、複数作品がレビュー5.00満点を記録。「コスプレ×クルルギアオイ 00」が5.00(6件)、「コスプレ×クルルギアオイ 3」が5.00(6件)。4K画質のコスプレ×VRという組み合わせで、枢木あおいの独壇場を築いた。
受賞歴もこの時期に集中している。S-Cute年間ガールズランキングでは2017年から2019年まで3年連続1位。月刊FANZAの「このAV女優がすごい!2018冬」で女優部門1位。SOD AWARD 2019で優秀女優賞。FANZA年間AV女優ランキングは2018年に32位、翌2019年には7位まで一気に駆け上がった。Twitter投票では1位を獲得している。
そして2021年7月、FANZA動画フロア月間AV女優ランキングで1位。デビューから4年、企画単体という「フリーランス」の立場で業界の頂点に立った。専属契約なしで月間1位を取るというのは、事務所やメーカーの組織的なプロモーションではなく、純粋に作品と人気で勝ち取ったポジションだ。この事実の重みは、業界を知れば知るほど増してくる。
レズビアン作品も見逃せない。ビビアンからの作品や、波多野結衣との共演「大人の極上美女レズビアン2」は11件のレビューで4.91。ジャンルの幅広さがキャリアの持続力を支えていた。2021年11月にはスカパー!アダルト放送大賞で「Valuable Actress of Vanilla Sky Channel」にも選出されている。
ちなみに2020年9月からはKUKIから「くろき葵」という別名義でも活動している。別名義を使うほど出演依頼が殺到していたということで、この時期の枢木あおいの需要がどれほどだったかを物語るエピソードだ。
2022年5月には、デビュー5周年を記念したトークイベント「押忍!ゼロから始める枢木物語」をロフトプラスワンで開催している。聞き手はライターの安田理央。AV女優が新宿のロフトプラスワンで単独トークイベントを打つこと自体が珍しいが、満員の会場で自分のキャリアを語り切る度胸は、やはり元アイドルの血だろう。デビューからの5年間を自分の言葉で振り返り、ファンの前で語るという行為そのものが、枢木あおいの「表現者」としての姿勢を象徴している。この頃には、彼女はすでに「AV女優」という肩書きだけでは収まりきらない存在になりつつあった。
ムーディーズからの「何事も王様ゲームで決める家庭で育った妹と兄」(2018年、4.71/14件)や、マキシングの「キュートな小悪魔店員が働く猥褻美容室」(2020年、5.00/5件)など、各メーカーが枢木あおいの異なる魅力を引き出そうと競い合っていた時期。この競争環境が、彼女の引き出しをさらに増やしていく好循環を生んでいた。
S-Cute専属、そして「卒業」── 2023年〜2024年
2023年4月、枢木あおいはXで一つの宣言をした。S-Cuteの専属女優になること。そして「1年以内にAV女優を卒業する」こと。
この宣言で注目すべきは、本人が「引退」という言葉を頑なに使わなかったことだ。「引退じゃなくて卒業」「枢木あおい第2章!第3章もよろしく!」。AV女優としてのキャリアを終えるのではなく、次のフェーズに進むのだという意思表示。ここに枢木あおいの性格がよく出ている。
企画単体として自由に動き回っていた彼女が、最後の1年だけ専属を選んだ。なぜS-Cuteだったのか。推測でしかないが、S-Cuteの撮影スタイルは枢木あおいの原点に最も近いのだと思う。過激な演出やハードなシチュエーションではなく、自然光に近いライティングで女優の素の魅力を引き出すS-Cuteの撮り方。7年間を締めくくる場所として、これ以上ない選択だった。
S-Cute時代の作品は、企画単体時代とは明らかにトーンが違う。「僕の幼馴染は無防備すぎる」(32件、4.06)、「ボクの彼女は喧嘩してても濡れてしまう」(51件、4.39)、「現代に疲れた男性必見!女神枢木 精液搾取」(48件、4.46)。タイトルに「枢木」の名前が入った作品が続き、S-Cuteの丁寧な撮影スタイルと彼女の自然体な佇まいが合わさって、どこかノスタルジックな空気をまとった作品群が生まれた。
レビュー数を見ると、ファンがこの「最後の1年」をどれだけ大切に見守っていたかがわかる。通常のS-Cute作品のレビューは20〜30件程度だが、枢木あおいの作品は軒並み40〜70件。「バイト先の後輩は100回イキたい女だった」は39件で4.59、「噂のヤリマン委員長にSEXさせて下さい」は66件で4.29。ファンの「見届けたい」という気持ちがレビュー数に表れている。
そして引退作の「枢木あおい 最後の泣き顔エッチ3本番 引退までの36時間」。77件のレビューで4.49。S-Cute作品としては異例中の異例のレビュー数だ。タイトルの「泣き顔」「引退までの36時間」という言葉の重みが、そのまま作品の重みになっている。
2023年11月に最後の撮影を終え、2024年5月25日に引退ライブ「eternally」を開催。引退月のFANZA月間ランキングで6位にランクインしたのは、ファンからの餞別だったのだろう。2024年7月には「卒業後初」のソロライブも開催している。終わりではなく、始まり。彼女が「卒業」という言葉を選んだ理由が、ここで証明された。
もうひとつの顔 ── シンガー枢木あおい
枢木あおいのキャリアを語るうえで、AV作品だけで話を完結させるのは不誠実だろう。この人にはAVの外側に、もうひとつの表現者としての顔がある。
シンガーとしての枢木あおい
2018年10月、レディマドンナ拡大版というイベントで歌手活動を開始。AV女優の余興ではなく、本気の音楽活動だった。2020年11月にはMilky Pop Generationからシングル「輪舞曲」でCDデビューを果たしている。
翌2021年にはクラウドファンディングプラットフォームmuevoで新作CDとMV制作のプロジェクトを立ち上げ、見事に成功。ファンの支援でMVを作るという選択に、彼女と応援する側との関係性の温かさが見える。
2022年2月にはレコード会社をDESERT AIR RECORDSに移して2ndシングル「白夜に月」をリリース。Apple Musicをはじめとする各種配信サービスでも楽曲を配信中だ。
ライブ活動がまた精力的で、三軒茶屋のライブハウス「グレープフルーツムーン」で定期ライブ「月で逢いましょう」シリーズを継続開催している。2023年10月のライブでは全曲ボーカロイド曲というテーマで8曲+アンコール3曲を歌い上げた。ボカロ曲を生で11曲。しかもそれを「ワンマンでやる」と決める度胸。アイドル出身者の底力を感じる。
ここで注目したいのが、2024年のAV卒業後もこの音楽活動が一切途切れていないことだ。卒業後初のソロライブは2024年7月に開催され、2025年以降も定期的にステージに立ち続けている。地下アイドルから始まって、AV女優としてのキャリアを経て、再びステージに戻ってきた。ある意味で、7年間のAVキャリアそのものが、シンガーとしての彼女にとっての「寄り道」だったのかもしれない。いや、それは言い過ぎか。でも「人前で歌い、表現する」という軸はデビュー前からブレていない。
声優、パチスロ演者、そしてグラビア
音楽だけではない。2022年3月にはブラウザゲーム「クリムゾン妖魔大戦」で主人公・朝霞イブ役として声優に初挑戦。しかも初挑戦で主演だ。週刊アスキーでも取り上げられたこの起用は、彼女の表現力がAVの枠を超えて評価されたことの証拠だと思う。VR作品で磨いた「声の使い方」が声優業にも活きているのだとしたら、キャリアの伏線がここで回収されていることになる。
2023年からはパチスロ演者としても活動を開始。これが完全にガチ勢の領域で、自宅にスロット台を設置するレベルの愛好家だ。全国のパチンコ店で来店イベントをこなしている。趣味が仕事になった稀有な例だけど、枢木あおいの場合、好きなことを全部仕事にしてしまうのがデフォルトなので、もう驚かない。
グラビア方面でも「Kururugi 枢木あおい」(プレステージ出版)、「Drop」(2019年)、「青春#アオハル 枢木あおい」など複数の写真集を出している。BOOK WALKERでは電子グラビア写真集も多数配信中。
地下アイドル、AV女優、シンガー、声優、パチスロ演者、グラビア。肩書きは増え続けるけれど、どれも「枢木あおい」がやりたいことをやった結果でしかない。器用貧乏とは違う。ひとつひとつにちゃんと本気で取り組んで、それぞれの場所で結果を出している。この一貫したブレなさが、ファンクラブ「枢木組」(CAMPFIRE)にファンが集まり続ける理由だろう。週刊ニュースレター「週刊枢木あおい」の配信も続いている。
枢木あおいを体感する ── 筆者厳選の3作品
キャリアの流れを追ったところで、ここからは作品の話をしよう。1,379本から3本を選ぶのは正直しんどい。正直に言うと、最初は5本にしようと思った。でも「本当に枢木あおいの魅力がストレートに伝わる作品」に絞ると、結局この3本に落ち着く。キャリアの異なる時期から、異なるタイプの作品を選んでいる。
自然体の色気がにじむS-Cute最高傑作
「枢木あおいと一晩中 -朝までに6発射-」。S-Cuteからの作品で、レビュー評価4.75、20件。
この作品の何がいいかって、枢木あおいの「素」に最も近いと思えるところだ。派手な設定もコスプレもない。ただ一晩を共に過ごすという、シンプルな構成。そのシンプルさが、彼女の持ち味である距離感の近さを最大限に引き出している。
S-Cuteの柔らかいライティングと、枢木あおいの京都弁混じりの甘い声。この組み合わせは反則に近い。6発射という物量もさることながら、合間の何気ない会話や表情の変化に、5年のキャリアで磨かれた「空気を作る力」が滲んでいる。演技しているのか、素なのか、その境界が溶けている瞬間がある。筆者はそういう作品に弱い。
VR女王としての枢木あおいに圧倒された後にこの作品を見ると、「ああ、この人はこういう温度の人なんだ」と腑に落ちる感覚がある。ギラギラした高揚感ではなく、一緒にいて心地いいという空気。それを映像で成立させてしまうのが、枢木あおいの恐ろしいところだ。
痴女の本気 ── セレブの友が引き出した別の顔
そんな「自然体の枢木あおい」を見た後にこの作品を見ると、同じ人間かと疑いたくなる。「枢木あおいが身悶えイキ狂う!淫行・狂乱・卑劣すぎる4SEX」。セレブの友からの作品で、レビュー評価4.88、8件。
セレブの友のハードな演出の中で、彼女はまったく別のスイッチが入る。S-Cuteでの穏やかな表情は消え去り、カメラの前でまるで違う人格が表に出てくるような切り替わり方をする。
ここで痛感するのは、企画単体女優として何年もあらゆるメーカーを渡り歩いた経験値の厚みだ。どんなシチュエーションを振られても「枢木あおい」として成立させてしまう適応力。専属女優にはない、渡り歩いた者だけが持つ引き出しの多さ。清楚系の顔しか知らない人は、たぶんこの作品で印象がひっくり返る。
個人的に面白いと思うのは、セレブの友の作品で見せるハードな面も、VRで見せる甘い面も、どちらも「演技」ではなく枢木あおいの中にもともとあるものだということ。多面性を持った女優は少なくないけれど、どの面を出してもレビューで4点台後半を叩き出せる人は稀だ。
VR女王の原点 ── ビデオボックスの没入感
VRの話をしないわけにはいかないので、最後はこれ。ワンズファクトリーからの「シコシコはかどるシチュエーション!ビデオボックスで隣の客にバレないようにこっそりぬいてもらえる 枢木あおい」。レビュー14件で4.86。
この作品を選んだ理由はシチュエーション設計の巧みさにある。ビデオボックスという狭い密室空間。隣の客にバレないようにという緊張感。そしてVRの没入感。この3つが完璧に噛み合って、「VRでしかできない体験」を作り上げている。
枢木あおいのVR作品は数えきれないほどある。CosDeluxeの5.00満点シリーズも捨てがたいし、Cosmo Planets VRの狐娘作品もインパクトは凄まじい。でも「なぜ枢木あおいがVR女王と呼ばれるのか」を1本で体感するなら、このシチュエーション設計の緻密さと、彼女のカメラ(視聴者)への距離感の詰め方が凝縮されたこの作品を推す。
154cmの小柄な体がVR空間で目の前に来たときの破壊力。耳元に落ちる京都弁の囁き。これは平面の画面では絶対に伝わらない。VRヘッドセットを持っている人は、だまされたと思って見てほしい。持っていない人は、この作品のためだけにヘッドセットを買う価値があるかと聞かれたら、筆者は「ある」と答える。ちょっと熱くなりすぎたかもしれないが、VR枢木あおいの体験は本当にそのレベルだ。
なお、VR作品をもっと見たい人のために補足すると、TMAからの「猟奇的な義妹 枢木あおい」(4.73/11件)、ワンズファクトリーの「かわい~いカノジョ・枢木あおいとカウントダウンで」(4.86/7件)も高評価。CosDeluxeシリーズは全作品チェックしてほしいが、特に「コスプレ×クルルギアオイ」の初期ナンバーが完成度が高い。
正直に言う ── 枢木あおいの良いところ、人を選ぶところ
ここまで書いてきて、筆者が枢木あおいに対してかなり好意的なのは自覚している。なのでバランスを取るために、正直な評価もしておく。
まず良いところ。
ジャンルの守備範囲が異常に広い。S-Cuteの自然体イチャラブからセレブの友のハード系、VRのコスプレもの、ビビアンのレズビアン作品、さらにはアタッカーズの凌辱系まで。1,379本の出演作が物語る通り、基本的にどんなジャンルを振られてもこなしてしまう。しかもどのジャンルでもレビュー評価が高水準で安定している。器用貧乏ではなく、器用万能。
VR適性は業界トップクラス。ここは贔屓抜きで断言できる。CosDeluxeシリーズの満点レビュー、コスプレVRの4.73という高評価。VRヘッドセットを持っている人にとって、枢木あおいは「最初に体験すべき女優」のひとりだ。
ファンとの距離が近い。ファンクラブの週刊ニュースレター、定期ライブ、来店イベント。卒業後もファンとの接点を絶やさない姿勢は、業界の中でもかなり丁寧な部類に入る。
一方で、人を選ぶ部分もある。
まず身体的な好みの問題。154cm、Dカップ。小柄で童顔なタイプが好みでない人には刺さらない。巨乳好きや大人っぽい女性が好きな人には、フィジカル面でそもそもの好みから外れる可能性がある。これは良し悪しではなく、単純に好みの話だ。
もうひとつ。作品数が多すぎて、逆にどこから入ればいいかわからないという問題がある。1,379本の大半はコンピレーション(BEST盤や総集編)への収録で、単体作品だけに絞るとかなり数が減るとはいえ、それでもかなりの量だ。上で紹介した3本を入口にして、そこから広げていくのがいいだろう。
あと、企画単体女優の宿命として、1メーカーの色に染まりきらない。S-Cute時代の統一感ある作品群は例外で、キャリアの大半はメーカーもジャンルもバラバラだ。特定メーカーの世界観にどっぷり浸かりたいタイプの人には、やや散漫に映るかもしれない。ただ、この「どこにも染まらない」こと自体が枢木あおいの個性でもあるので、そこは好みの問題として受け止めてほしい。
こんな人におすすめ
- VR作品に興味はあるけど誰から入ればいいかわからない人:VR女王の異名は伊達じゃない。枢木あおいのVR作品で「VRってこういうことか」を体感してから他の女優に広げるのが、結局いちばん効率のいいルートだと思う
- 清楚系もハード系も両方いける守備範囲の広い人:S-Cuteの自然体イチャラブからセレブの友の激しさまで、1人の女優でジャンルを横断できるのは企画単体7年のキャリアがあればこそ。飽きにくい女優を探しているならドンピシャだ
- AV以外の活動にも興味があるタイプの人:音楽、声優、パチスロ。枢木あおいの活動を追うと、AV女優という肩書きの外側に驚くほど広い世界が広がっている。Xのフォロワー28.9万人という数字が、その支持の厚さを物語る
- 「もう引退した女優は見ない」と決めている人にこそ:引退後もファンが増え続ける女優は少ない。1,379本の作品はFANZAで今もすべて視聴可能で、むしろこれから発掘されるアーカイブとしての価値がある
まとめ
「卒業」という言葉を選んだ女優は、ちゃんとその言葉通りに次のステージへ進んでいる。
枢木あおいは2024年にAVを卒業した後も、三軒茶屋のライブハウスでマイクを握り、パチンコ店のイベントに顔を出し、ファンクラブ「枢木組」で毎週ニュースレターを配信している。Xのフォロワー28.9万人という数字は、現役時代と変わらない存在感を保っている証拠だ。
7年間で1,379本。地下アイドルから始まって、VR女王を経て、シンガーへ。肩書きが変わっても「人前で表現すること」を軸にし続ける彼女のキャリアは、卒業してもなお現在進行形だ。
そして1,379本の作品は、今もFANZAで全部見られる。卒業した女優の作品は、時間が経つほど「アーカイブ」としての価値が上がる。枢木あおいを知らなかった人がこの記事をきっかけに1本目を再生するかもしれない。その1本目がどれになるかは、あなた次第だ。
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